LGBTパートナー紹介所 鳥山みどりです。
昨日、遠方の他県から、レズビアンの会員さんが弊社事務所にきてくれました。
弊社のレズビアン会員さん同士で、交流会で出会い、
11月にお見合いをし、交際をしていました。
お見合いから、順調に交際が進み、お互いの住まいは少し遠いけれど、
ほぼ毎週デートを重ねていて、お互いに気持ちがしっくりときていたようです。
そんなお2人の様子をみて、
「そろそろ真剣交際に進みませんか?」
と、打診してみました。
一方の会員さんは、
「ぜひ真剣交際に進みたいです!わたしから、彼女に話してみます。」
と良い感触。
そして、彼女に真剣交際のお申込みをしたところ、
彼女は入会してすぐの交際だったため、
展開が早すぎて、ちょっと不安になってしまい、
わたしに相談にきたという流れでした。
電車を乗り継ぎ、弊社の事務所に来てくださって、
まずはいろいろと今の不安な気持ちや、ご自身の過去のお話など、
ひととおり、わたしにお話をしてくださいました。
話しながら、ご自身の気持ちを整理していらっしゃったようです。
気持ちは、彼女と「真剣交際に進みたい。」と決めていたのです。
ただ、あまりにも順調すぎて、不安になってしまったのでしょう。
不安症の人って、アレコレ起きていないことをわざわざ考えて、
ますます不安になってしまいます。
まるで見てもいない幽霊、存在するかわからない幽霊のことを想像して、
不安になってしまうようなものです。
もし一緒になって、ああなったら、こうなったら・・・・
いろんな不安を考えてしまう。
そうなるかどうかは、誰にも分らない。
自分のことだってどうなるかわからないし、
お相手も一緒になってみてから、どう変化するかのわからない。
起きていないことを考えても仕方ないけど、
一つだけ言えることは、
自分がどうするか。どうしたいか。だけは、わかる。
相手に思いやりを持って接すること。
共依存にならないように自立すること。
そういうことなら、できるし、
自信になるでしょう。
それにこの人を選んでよかった。
と、わかるのは、人生の最後なのかもしれません。
それまでに、相手が自分を大切にしてくれて、
自分も相手のことを大切にする。
その繰り返しが、お互い
「この人と一緒になって本当に良かった。」
となるのです。
ということは、誰と一緒になっても、
自分次第ということです。
お2人とも、50代。
これまで、一人でさみしいことも多かったと思います。
人生100年時代。
これから、2人で楽しい人生を創っていかれるよう
真剣交際の時間に、すり合わせをしていきましょうね。
と言っても、お相手がお迎えにきてくれて、
不安を解消し、スッキリとした顔で、
『真剣交際お願いします。』
とお伝えしました。
2人で顔を赤らめて、見つめ合っている姿に、
涙がにじんでしまいました♡
お幸せにね。
LGBTパートナー紹介所 鳥山みどり