ネガティブでいいんじゃない。

LGBTパートナー紹介所 鳥山みどりです。

先日、同性同士で交際中の会員さんと面談させていただきました。

季節的に、クリスマスや大晦日、初詣と、お2人で過ごすには、最適の季節です。

お休みに向けて、楽しい計画をされていらっしゃるのかと思って、

うかがってみると、とても浮かない顔をされていらっしゃいました。

お話をお伺いすると、ご本人は最近、体調がすぐれず、気持ちも同じように落ちこんでしまっていた。

あまり前向きな気持ちになれず、パートナーにもつい、ネガティブなことを話してしまう。

パートナーさんは、どちらかというとポジティブな方とお見受けしますが、

その方を励まそうと、ついポジティブなフィードバックをしてしまう。

本人的には、落ち込んでいるときに、ポジティブなアドバイスは、逆効果になってしまいます。

落ち込んでいてはいけないよ!!元気を出すんだ!

君の考え方は間違っている。考え方を変えるんだ。

そんな風にはおっしゃっていないのかもしれませんが、

本人には、そう聞こえているかもしれません。

ネガティブな君は悪い。

ネガティブな発言、考えが悪い。

治すべきだ。

そうか・・・自分が悪いんだ。

ますます落ちこんでしまい、だんだんパートナーと話すことすら、つらくなってしまう。

そのお話をお聞きして、はっとして、しまいました。

私自身もどちらかというと、ポジティブな方なので、

つい落ち込んでいる人や、ネガティブな発言をしている人をみると、

前向きな言葉で励まそうとしてしまいます。

気をつけなくては。と思いました。

では、そういうときは、どうしたらいいのでしょうか。

ネガティブな発言や、ネガティブな気持ちは決して否定せず、

そのまま受け入れてあげること。

そうすると、ご本人は安心して、本音を吐き出すことができます。

ただただ受け入れること。

共感できないことは、無理して共感をしなくていいです。

例えば、周りのことを否定的に話していたり、人の悪口などに共感するのは、

自分がそう思っていなければ、共感する必要はないでしょう。

そういうことまで、共感してしまうと、共依存を生んでしまいます。

いい、悪いをジャッジせず、ただ受け入れる。

話をそのまんま聞いてあげること。

が、必要、大切なんだなと思いました。

とことんネガティブを吐き出して、本人がすっきりとしてきたら、

タイミングを見計らって

「それで、どうしたいの?」

と聞いてあげると、

自分から、前向きな意見がでるようになるでしょう。

その時まで、ただ何もアドバイスせず、寄り添ってあげられたらいいですよね。

ポジティブな人には修行かもしれませんが・・・。

自分が苦しいようであれば、その方とは合わないので、

違うお相手を探した方がいいかもしれませんね。

ご参考にされてくださいね。

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LGBTパートナー紹介所 鳥山みどり

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